はいしゃさんのおはなし。


BOTさんは、おいしいものが、

だいすきです

きょうも、おやつの、じかんです

「きょうは、なにを、たべようかな。」

BOTさんは、クッキーを、

たべることに、しました

「クッキーは、おいしいからね。」

BOTさんは、クッキーを、

ぱくぱく、たべます

「ふー。おいしい、クッキーだね。」

「わっ!!」

BOTさんは、はが、いたくなりました。

「むしばに、なっちゃったかな・・・。」

「おいしいものが、たべられなくなっちゃうね・・。」

「そうだ! はみがきを、しよう。」

「はみがきを、すれば、ばいきんを、

やっつけられるんだよ。」

BOTさんは、いっしょうけんめい、

はみがきを、します

「いたいの、なおらないね。」

むしばは、はいしゃさんに、

ゆかないと、なおりません

「はいしゃさんは、ちょっと、こわいね。」

「おおきな、ペンチとか、ドルリとかで、

ガガガーって、やるのかな・・。」

これは、「ドルリ」じゃなくて、「ドリル」です

「ほう。ドルリだね。」

BOTさんは、はいしゃさんに、

ゆくことに、しました

「こんにちは。」

「はが、いたいんだね。」

「そうなんだよ。おいしいものが、

たべられないんだよ・・・。」

「やさしそうな、せんせいで、よかったよ。」

「そうですか。はいしゃさんは、

ぜんぜん、こわくないんですよ。」

「では、くちを、おおきく、あけてください。」

「はーい。あーん。」

「もっと、おおきく、あけてください。」

「あーーーん。」

「おおうあいえ、いいああ?。」

「ははは。しゃべらなくて、いいですよ。」

「どれどれ。ふむ。おくばが、

すこし、いたんでいますね。」

「それでは、ちりょう、しましょう。」

BOTさんは、どきどきしてきました。

「キュイーン。わわっ。」

「だいじょうぶかな?。」

BOTさんは、すこし、びっくりしました。

「だいじょうぶだよ。いたくないよ。」

「さあ、おわりましたよ。」

「ありがとう。せんせい。」

「また、むしばに、ならないように、

きちんと、はみがきして、くださいね。」

「はーい。ちゃんと、はみがき、するよ。」

「これで、おいしいものが、たべられるよ。」

「でも、おいしいものの、あとは、

ちゃんと、はみがき、するんだよ。」

「おいしいものが、たべられなくなると、

とてもこまる、からね。」




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