せんたくのおはなし。その3


BOTさんは、きょうも、せんたくを、しました。

「そろそろ、おひさまが、しずむね。」

BOTさんは、せんたくものを、



たくさん、しまいます。

おひさまに、あたった、せんたくものは、

すこし、ホカホカ、しています。

「ふー。あったかくて、きもちいいね。」

せんたくものを、しまいおわって、

BOTさんは、ちょっと、きゅうけいです。

「おちゃを、いれようね。

BOTさんが、おちゃを、のんでいると、

せんたくものから、なにか、

おとが、します

「カサカサ。」

BOTさんが、せんたくものを、

みていると、なかから、てんとうむしが、

とびだしました。

「びっくりしたよ。

「カチカチ! カチカチ!!」

また、おとが、します。

「こんどは、なんの、おとかな?。」

どうやら、てんとうむしが、でんきと、

たたかって、いるようです。

「カチカチカチカチ

「てんとうむしさん、でんきを、

こわしたら、だめだよ。」

BOTさんは、いいましたが、

てんとうむしは、ますます、はげしく、

でんきと、たたかっています。

「カチカチカチカチ

BOTさんが、てんとうむしを、

みていると・・・・

「おお。かべに、とまったよ。」

BOTさんは、てんとうむしを、つかまえて、

おそとに、かえすことに、しました。

「むしとりの、あみは、なかったかな?。」

「そうだ。ざるなら、あるよ。」

BOTさんは、そーっと、かべに、

ちかづいて、サッと、ざるを、かぶせました・・・

・・・・・・・・

「ブーン・・・カチカチ

「ビュンビュン!」

「ブーン・・・ピタ・・・」

「ビュンビュンビュン!」

「ブーン・・・・・・」

「むずかしいね・・・」

つぎのあさ、BOTさんが、

せんたくものを、ほしていると、

てんとうむしが、おそとに、

でてきました。

「てんとうむしさんさようなら。」

「でも、いなくなると、ちょっと、さみしいね。」

ゆうがた、BOTさんが、せんたくものを、

しまうと・・・・ブーン!

「おお。また、はいってきたよ。」

「そうか。てんとうむしさんも、

よるは、さむいんだね。」

それから、まいにち、てんとうむしは、

ゆうがたに、なると、せんたくものと、

いっしょに、やってきて

あさに、なると、かえってゆきました。

「よく、おひさまに、あたった、せんたくものは、

あったかくて、きもちいい、からね。」

「でも、おせんたくを、しないときは、

てんとうむしさんは、どうするのかな?。」




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