BOTさんは、きょうも、せんたくを、しました。
「そろそろ、おひさまが、しずむね。」
BOTさんは、せんたくものを、
たくさん、しまいます。
おひさまに、あたった、せんたくものは、
すこし、ホカホカ、しています。
「ふー。あったかくて、きもちいいね。」
せんたくものを、しまいおわって、
BOTさんは、ちょっと、きゅうけいです。
「おちゃを、いれようね。」
BOTさんが、おちゃを、のんでいると、
せんたくものから、なにか、
おとが、します。
「カサカサ。」
BOTさんが、せんたくものを、
みていると、なかから、てんとうむしが、
とびだしました。
「びっくりしたよ。」
「カチカチ! カチカチ!!」
また、おとが、します。
「こんどは、なんの、おとかな?。」
どうやら、てんとうむしが、でんきと、
たたかって、いるようです。
「カチカチカチカチ」
「てんとうむしさん、でんきを、
こわしたら、だめだよ。」
BOTさんは、いいましたが、
てんとうむしは、ますます、はげしく、
でんきと、たたかっています。
「カチカチカチカチ」
BOTさんが、てんとうむしを、
みていると・・・・
「おお。かべに、とまったよ。」
BOTさんは、てんとうむしを、つかまえて、
おそとに、かえすことに、しました。
「むしとりの、あみは、なかったかな?。」
「そうだ。ざるなら、あるよ。」
BOTさんは、そーっと、かべに、
ちかづいて、サッと、ざるを、かぶせました・・・
・・・・・・・・
「ブーン・・・カチカチ」
「ビュンビュン!」
「ブーン・・・ピタ・・・」
「ビュンビュンビュン!」
「ブーン・・・・・・」
「むずかしいね・・・」
つぎのあさ、BOTさんが、
せんたくものを、ほしていると、
てんとうむしが、おそとに、
でてきました。
「てんとうむしさんさようなら。」
「でも、いなくなると、ちょっと、さみしいね。」
ゆうがた、BOTさんが、せんたくものを、
しまうと・・・・ブーン!
「おお。また、はいってきたよ。」
「そうか。てんとうむしさんも、
よるは、さむいんだね。」
それから、まいにち、てんとうむしは、
ゆうがたに、なると、せんたくものと、
いっしょに、やってきて、
あさに、なると、かえってゆきました。
「よく、おひさまに、あたった、せんたくものは、
あったかくて、きもちいい、からね。」
「でも、おせんたくを、しないときは、
てんとうむしさんは、どうするのかな?。」
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